2019年2月18日 月曜日
多職種連携研修(中東遠圏域)開催
先日、袋井市月見の里学遊館にて「平成30年度在宅重症心身障害児者対応多職種連携研修」が開催されました。
和松会・ぴの ほーぷが県から委託を受けて実施した本研修。重症心身障害児者の方の在宅生活に欠かせない、医療と教育・行政・福祉のつながりを作り出す事を目的とし、昨年度から県内各地で行われています。
今年度、中東遠圏域では「訪問診療」をテーマの一つに設定しました。磐田在宅医療クリニックの福本先生に実践を紹介していただき、その後実際に活用しながら地域生活を営まれている当事者ご家族のお話を伺いました。医師の方が14名参加される等、総勢70名超の参加をいただきました!
福本先生の実践、病病連携・病診連携に対する考え方には「こうすればお互いより安心できる」というアイデアがたくさん詰め込まれていました。
当事者の立場から、生まれてから今までの事を端的に、支援者にもつながる部分をしっかりと思いを込めて話してくださいました。
参加されていた、今本人を支えている資源の方からの一言。たくさんいて…このつながりが、大きな力になることを肌で感じました。
その後、グループに分かれ集団討議。
普段、あまり顔を合わせることのない職種の方たち。ここぞとばかりに?話し合いが深まっていきます。
会終了後、ささやかな交流の時間を設けました。片付けギリギリまで尽きることなく話をされていた方が多く、このような場所の必要性を主催者側としても実感する事が出来ました。
本記事、ぴののブログに載せていますが…圏域の重心部会、部会長の磐田病院・白井先生をはじめ、事務局の皆さまの力あってこその本研修です。そうした意味でも、つながりの大切さをぴのとしても感じる事が出来ました。