人は誰もが住みなれた町で、最後まで生活したいと願っています。しかし現実はなかなか厳しい。家族の扶養能力の低下、在宅で生活するお年寄りの一層の重度化、それに伴う在宅医療サービスの未成熟等々。 高齢者も、子どもも、障がい者も、健常者も、誰もが住みやすいまちづくりは、始まったばかり…。
社会福祉法人「和松会」は、福祉行政が本格的にスタートした昭和48年に、旧小笠町に誕生しました。 私達は、高齢化の進展や、福祉に対する意識の高まりと共に、身よりのないお年寄り、心身に障がいのあるお年寄りや重度障がい者のための入所施設、さらに在宅福祉のためのデイサービスセンターなど、時代のニーズに即応した施設やサービスを展開してきました。
そしてこれからもこの地域の、新しい未来を築く福祉コミュニティの中心的拠点の一つとして、新たな福祉活動を積極的に進めています。
和松会の設立
社会福祉法人和松会は1972年故和田まつ様からその家屋と土地の提供を受け、1973年設立されました。このことを忘れないよう、和田まつ様の「和」と「まつ(松)」を法人名とし、各施設名にはすべて「松(まつ)」の一字を入れています。
寄贈された家屋は一部改修し「いきいきホーム松風苑」として、現在も多くの方々に、利用されています。
<和松会の主な沿革>
1973年 社会福祉法人「和松会」設立
1974年 軽費老人ホーム「和松園」開設
1979年 特別養護老人ホーム「松寿園」開設
1983年 身体障害者療護施設「清松園」開設
1991年 和松会デイサービスセンター開設
1998年 和松会E型デイサービスセンター開設
2006年 特別養護老人ホーム「松秀園」開設
2014年 生活介護事業所「ぴのほーぷ」開設
2017年 和松会障がい者デイサービスセンター開設
長寿安楽地蔵尊の建立
今日本人の平均寿命は、男女共に世界一を記録し続けております。
そして益々進む高齢化社会の中にあっても、「人間としての尊厳が守られ、生きがいのある人生を全うしたい!」の思いは、すべての人々の共通の願いではないでしょうか。
和松会では「いのちに関する問題」に対しての一つの取り組みとして、その実をあげるため平成5年1月より、毎月定例の法話を聴く会などのビハーラ活動(ビハーラとは仏教用語で「心のやすらぎのある場所」という意味です)を実践しております。
平成5年の和松会設立20周年にあたり、これまでの歩みに思いをはせて、ビハーラ活動のシンボルとして、和松園南庭に長寿安楽地蔵尊を建立いたしました。
和松会はこれからも、施設に住まいする人々が、多くの地域の皆様と共に、安らぎのある生活をおくられるようお祈りしてまいります。
法人概要
- 法人名
- 社会福祉法人 和松会
- 法人名カナ
- シャカイフクシホウジン ワショウカイ
- 法人所在地
- 〒437-1513
静岡県菊川市棚草1258
- 代表者名
- 有海司郎
- 法人設置年月
- 西暦 1973年 06月
- 電話番号
- 0537-73-2662
- 広報誌
- 有
- 評議員会の設置
- 有
- 中長期計画/資金使途計画
- 計画無し
- 実施事業
- 高齢・障害
情報公開
※和松会の事業につきましては、全国経営協にも情報公開しています
- 職員数
- 本年度4月1日現在/182 人
うち正規職員/96 人
非正規職員/86 人